安産祈願
それは、授かった小さな命へのはじめての願いです。

福井八幡神社に鎮まる「神功皇后」は、
栄える美しさと、子を産む母の強さを象徴する女性神。
安産・子育ての神として、
家族を見守り続けてきました。我が子の安らかな誕生を願うとき、健やかな成長をよろこぶとき。

折にふれて感謝を伝え、これからの幸せを祈りましょう。
想いが花咲き、永く確かに続きますように。


ご祈祷とは、皆さまのお願い事が叶いますよう、神様と皆さまの仲をとりもつ神職が皆さまの願いを神様にお伝えし、祈りを捧げる儀式のことです。古くより日本人は、妊娠や出産、七五三など人生の節目に、日ごろの感謝を神様に伝え、祈りを捧げてきました。ご祷は、皆さま自身が御神殿に昇殿し、神様に向き合いご神徳をいただく、より丁寧な参拝です。

福井八幡神社は、参拝者の皆さまが神様と向き合うご祈願を大切にしています。ご家族皆さまで御神殿へ昇殿いただき、玉串を奉りてご拝礼いただきます。ご祈願は厳かに執り行われ、神職が祝詞を奏上し、お一人お一人のお願い事を神様に丁寧にお伝えします。皆さまの願いが成就されますよう、福井八幡神社のご祈祷をお受けください。


由緒が入ります


応神天皇 神功皇后 仲哀天皇

御祭神の応神天皇・仲哀天皇は、親子であり国の基礎を固めるため、大陸の進んだ技術(養蚕、紡績、織物、裁縫、鍛冶、造船など)や

優れた大陸文化を輸入され、日本文化の興隆を図られた御神徳があり、国家鎮護の神、学問や農業、商工業の守護神として崇敬されてきました。

そして神功皇后は、応神天皇の母で、仲哀天皇の皇后です。記紀の新羅遠征説話の主人公として知られ、神託に従って三韓征伐を成し遂げました。

身ごもっているにもかかわらず新羅遠征を行い、降伏させたという伝説があることから、安産のご利益があるとされています。

また、息子を亡き者にしようと反乱を起こした王子に立ち向かい息子を守ったことから、子育てや子守りの神様として信仰されています。